脳の機能が教えてくれたあがり症解決のヒント!
解決のヒント!
これも実際にあがり症対策として、やっている方法ですが、
それを理解していただくために、ひとつの話を書きます。
これは、NHKで、やっていた番組で見た話ですが、
脳の特性を特集した番組でした。
連続して、何話かあったのですが、その中で
あがりにいかせると感じた、印象に残っているものを書きます。
ひとつは、交通事故の影響で、「見る機能」に障害がある人の話でした。
その方は、交通事故で、目をやられました。
といっても、見えなくなったわけではありません。
ちゃんと、見えるのです。
しかし、見えたものが理解できなくなりました。
見えているのに、見えているものがわからない。
というのです。
人の顔も、区別がつかなくなったというものでした。
もうひとりの人も、交通事故で、
記憶がいっさい出来なくなってしまい、
何でもすぐ忘れてしまうという障害を持った方の話でした。
今、食べたものは勿論。
とにかくなにも記憶できない。
だから紙に書いておくしかない。そういう障害です。
ところがです。
その人は、事故後身につけた仕事がありました。
それは、竹かご？を編む仕事でした。
記憶できないのです。
しかし、その人はきちんと作業の過程を覚えマスターしました。
これは一体どういうことか？
つまり、これは「記憶」ではない。という事です。
暗記するのと、作業を覚える脳の中枢は、違うらしい。
そういう、事を教えてくれる事実でした。
この事実は、あがり症と深く関係があります。
<脳のしくみ>
