集中力の特性を利用したあがり症克服方法!
あがり服方法
実践で、とても役に立つあがり解消法のひとつをご紹介します。
それは、集中力の特性を生かした方法です。
集中力は、意思とは裏腹に、勝手に興味のあることに、
集中してしまう特性をもっていました。
なので、緊張している時は、集中力は、緊張に興味があるので、
勝手に、緊張に集中してしまい、よけいにあがってしまうのです。
余計なことを考えてしまうと、
それが集中力の興味になってしまっているのです。
例えば「失敗したらどうしよう!」
と、そればかり考えていると、それが、集中力の興味になり、
そのことに集中してしまうわけです。
なので、その興味の対象を変えてやりましょう。
これは、私が経験したことですが、
たまたま、発表会で、具合が悪かったり、
いやな味の仁丹を口にしていたときの出来ごとです。
その時は、喉に魚の骨がささっていました。
なので、気持ちがそっちに行ってしまい、
なんとなくうまく弾けたのです。
仁丹をなめていた時も、喉が焼けるようで、
嫌な味だなーと思ったことで、
集中力の好奇心が、そちらに行ってしまったのです。
こんな風にちょっとしたことで、集中力の興味は、
緊張以外のところへ向いてくれるので、
許されるなら、ガムをかんでみたり、
気を散らすと良いです。
又、気になる箇所をこうしよう。と、考えられるのなら、
そちらに、気を持っていくとよいです。
とにかく、集中の対象を、恐怖心に持っていかない工夫をすることです。
私は、今でも、本番前は仁丹を口にします。
<あがり症と集中力>