あがり症>自分自身のあがり性について向き合う
悩み
ここで、私が悩んでいるあがりの事について、書きます。
誰でも、人前で話をしたり、ひとりで何かをするときは、
緊張するものです。
私も、人前で話すことは、得意ではありません。
うまく話せません。
もう少しうまく話せたら、説得力があっただろうな。
と思うことはありますが、
それはあまり、気にしていません。
気にしなければ、悩みにはならないわけです。
実は私には、そんな事より、もっと深刻な悩みが
他にあったからです。
それは、ピアノでした。
元々、小さい時から、発表会は嫌いでした。
子供は、そんなにあがらないといいますが、
私は、小学校3年生で、緊張して練習してきた事が、
ちゃんと発表できませんでした。
中学になって、音楽課程という専門の勉強を始めると、
今度は、発表会だけではなく、ピアノの試験と言うものも
年に一回加わりました。
そのころになると、得意だった暗譜が、決まらなくなり、
緊張のせいで、忘れてしまい、演奏の途中で止まってしまうことが、
当たり前のようになってしまいました。
レッスンに行っても、緊張のため、弾けていたものも弾けなくなってしまい
いつも帰り道は、涙になっていました。
なんとか、学校は卒業できたものの、
いつも実力の半分も出し切れない状態でした。
今考えると、そういう状態になってしまったのには、
ちゃんとした、備えができていなかったからだと、思います。