緊張しない話し方>聞き上手が話上手になれる!
【聞き上手が話し上手を育てる!】
緊張しないで、話しができるようになりたい人に、
一番お勧めしたいのは、まず、自分が聞き上手になることです。
話しをするという事と、人の話を聞くという事は、
無関係のように、思っている人も、多いですが、
実は、大変重要な要素なのです。
人前で話をしたことのある人は、経験がると
思いますが、話は、聞いている人の態度で、
とても話しやすくなったり、話しにくくなったりする。
と、感じないでしょうか?
私は、親子でレッスンに通って聞くる生徒さんや、
年一回ぐらい父母会を開きますが、
父母の反応で、レッスンが進めやすくなったり、
やりにくくなったりします。
やはり、あくびをされたり、無反応だと、
気持ちが乗ってこないものです。
というのも、話は、聞き手あってのものだからです。
聞く人がいて、初めて話が成り立ちます。
話し手を話し上手にするか、どうかは、実は
聞き手の責任でもあります。
話し上手を緊張させて、話にくくしてしまうのも、
実は、聞き手なのです。
話を聞いている人は、「聞いているだけ」と、
受け身でいいと、思いがちですが、
聞き手にも話し手と同じくらいに、「聞き方」が
必要です。
聞く側には、とても能動的な役割があるのです。
聞き手が、「うんうん」とうなずいてくれると、
話し手は、とても話しやすくなり、リズムをつかんで
話しやすくなります。
「今日の話は詰まらなかった。」と、評価したりしますが、
つまらない話にしてしまうか。楽しい話にするかは、
実は、聞き手の腕次第ということもあります。
一生懸命、話をしている人に冷たい態度をとる。
たとえば、私が経験したあくびや、何を言っても
無反応な態度をとる。
というのは、実に残酷なことをしているのです。
自分がもし逆の立場に立ったらどうでしょう!
絶対にいやですよね。
やわらかい態度で、話し手を受け入れてあげる。
上手に話を聞いてあげる。
話しを聞いているときに、話し手の気持ちになれる人が、
話し上手になれるのです。
緊張しない方法を考えているあなたが、
まず、人を緊張に追い込まないこと。
聞いているあなたが、
話し手を育てているということを忘れないでください。
人は、持ちつ持たれつなのです。